オーダー頂いたこたつのご紹介。
暖房器具であるこたつを無垢で作るのは無謀だ。
という意見もあります。
反ったり割れたりと、確かに普通の家具よりリスク大。
でも近年断熱遮熱材でいいものがたくさん出ているので、使い方ひとつで大きく違う。
ひと昔前よりはそんなにリスキーではないと思います。
もちろん材の年齢、含水量のチェックはしっかり行った上で制作しました。
今回のオーダーは二間続きの和室で使うこたつ。
個人的にはチークは無着色が一番よいと思いますが、
何分、床の間や書院もある純和風な空間です。
色はダークブラウンに仕上げました。
仕上がりはこちら↓
天板の詳細↓
角に少し丸みを付けて優しい雰囲気に、
そして天板の表面も優しいなぐり仕上げにしました。
天板の裏側↓
日本から反り防止の補強金物を作って持って行きました。
オフシーズンの使用時に天板と本体がずれないでいいように、4ヶ所にずれ防止の凸を付けました。
座卓って、立ち上がる時に手をついてしまう時があると思うので、その時に天板がズルっとならないように。
本体の詳細↓
脚は角の無い四角錐に。
実はこの脚のラインはお客様と共にこだわった部分です。
あんまり華奢だと和室に合わず。
逆にあんまり太いのも「ざ・昔の和室の座卓」に見える。
全体のボリュームを考えて上品かつシルエットの美しい「脚」になりました^^
本体の全貌の詳細↓
もちろんコード類の収納も作りました。
最近のヒーターは超薄型なんですね~。
そして超速暖!驚きました!
お客様にもとっても喜んで頂けました♩
T様、ご依頼ありがとうございました◎
お家の雰囲気、サイズなどぴったりなモノをお探しの方。
もう冬は終わりましたが。。。
お気軽にお問合せ下さい。